水質分析の訓練!

本日は環境分析科の訓練の一部をご紹介します。
訓練内容は『キレート滴定(てきてい)を用いた水の硬度測定』です。
水には、カルシウムやマグネシウムなどの、いわゆる「ミネラル」が含まれています。
この物質は通常では「目に見えない」のですが、一定量の薬品を加えて化学反応を起こすことで、その含有量を知ることができます。
「キレート錯体(さくたい)」という「目に見える」物質に変化するのですが、その際に、使用した薬品の量を計測することで、ミネラルの含有量がわかるようになります。
これは、環境中の水の測定法として、よく用いられています。
訓練では、3~4人の班ごとに分かれて、ガラス器具を慎重に扱いながら、行っていました。
さまざまな種類の薬品を使用し、濃度の計算も行うので、難易度の高い内容です。
指導員のサポートのもと、積極的に質問をしたり、生徒同士で相談し合ったりなどして、たいへん熱心に取り組んでいました。